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STEP13 荷物を揃える

短期滞在なら、がまんできるものや兼用できるものは持たない。長期滞在なら、足りないものはあとから送るか、現地で揃えるようにしよう。日本から持っていく荷物は少ないほど楽だ。

持っていくもの

●衣類 衣類はどの季節に、どの地域へ出かけるかで違ってくる。渡航先の気候に合わせて衣類を用意し、カナダ到着後に予想外の寒さにみまわれたら、現地調達すればいい。特に寒さの厳しい地域では、日本の上着程度では防寒具にならないことが多い。しかも防寒着はスーツケースのかなりの空間を占めるので、できれば現地で調達するのが望ましい。地元の人が身につけているものを選べば、けっこう安くていいものが手に入る。旅行客相手の店ではなく、地元の人が行く店で選ぶのがポイントだ。また、学校の通学スタイルは、たいていシャツにジーンズ、スニーカーといったラフな服装だが、パーティー用として、日本で外出着にしている服を1着持っていくと重宝する
●常備薬 風邪薬や胃腸薬は、ふだん飲み慣れているものを多めに持っていく。できれば目薬や解熱剤なども持っていくと、安心材料にもなるだろう。持病のある人は、日本のかかりつけの医師に英文の処方箋を書いてもらって持っていく。
●メガネとコンタクトレンズ 日本製のコンタクトレンズでなければどの町でも買えるが、あらかじめ日本で予備のものをつくっておきたい。メガネだけの人も予備を持っていくと安心だ。
●国際運転免許証 国際免許証は、日本の運転免許証があれば誰でも取れる。住民登録をしている都道府県の警察の運転免許センターか警察署に申請すれば、15分〜1時間ほどで手に入る。申請に必要な書類は、(1)国外運転免許証交付申請書(窓口に備え付け)、(2)有効な自動車運転免許証(提示のみ)、(3)パスポート、(4)写 真(タテ5cm×ヨコ4cm)1枚、6ヵ月以内に撮影したもの、(5)発行手数料(証紙代)、(6)印鑑(一部地域を除く)。
●国際学生証 学生は、日本であらかじめ国際学生証StudentIDをつくっておくと便利だ。これを提示すると博物館やアトラクションの入場料が割引になる。大学の生協、あるいは(財)日本ユースホステル協会の窓口で発行可能。申請に必要な書類は、(1)申込書(窓口に備え付け。ウェブサイトからダウンロードも可能)、(2)日本の学生証のコピーまたは在学証明書1通、(3)写真(タテ3.3cm×ヨコ2.8cm)1枚、裏面に氏名記入、6ヵ月以内に撮影したもの、(4)発行手数料。
●ユースホステル会員証 安くていい旅をするために、ユースホステル(以下、YH)は欠くことのできない宿泊施設。国際YHの会員登録をすると、世界80ヵ国のYHが利用可能になる。「ユース」といっても、会員に対する年齢制限はない。最寄りの日本YH協会、または入会案内所の窓口に行って申し込めば、その場で会員証を発行してくれる。申し込みに必要な書類は、(1)申込書(窓口に備え付け)、(2)氏名と住所が確認できるもの(運転免許証や学生証、健康保険証など)、(3)会員登録料(成人パス19歳以上)。
●辞書と本 英和辞典、和英辞典は必携。電子辞書も人気だ。文法書や役に立つ例文の載っている参考書も便利。長期滞在の人なら国語辞典もあるとより安心だろう。コンパクトな世界史、日本の歴史や文化についての本など、英語で書かれたものもあると重宝する。
●化粧品 大都市のデパートでは日本のブランドの化粧品も手に入るが、輸入品なので当然高くつく。特に肌が弱い人以外は現地調達で十分だが、とりあえずは使い慣れたものを持っていくといいだろう。日本に比べると空気が乾燥しているので、保湿成分の入ったものを用意するといい。
●コンピュータ 大学はもちろん、私立の語学学校でもコンピュータを学生用に常設しているところは多いので、短期滞在の場合は、自分用のコンピュータがどうしても必要ということはないだろう。カナダのコンピュータでも、日本とのEメールのやりとりや、インターネットでの日本語ウェブサイト閲覧は、しかるべき設定をすれば可能だ。なかには日本人学生のためにこのような設定をしたコンピュータを用意している学校もある。1年以上の長期留学や、大学や大学院へ進学する予定の人は、やはり自分用のコンピュータがあると便利だ。最近は、日本でノートパソコンを購入して持っていく留学生も増えている。最近のコンピュータは、変圧器なしでそのまま外国でも使えるものも多い。購入する際には、カナダでそのまま使えるかどうか、お店の人に確認してみよう。
●日本食品 食生活に慣れるのも、カナダの文化を知るためのひとつの方法だ。しかし、心や身体が疲れたとき、日本の食べ物を口にするとやはり元気が出るもの。緑茶や梅干し、漬物などを少量持っていくといいだろう。大都市では、日本で買うより値段は高いが、日本の食品を売っているスーパーマーケットでたいていのものは手に入る。中規模の都市でも中華食材の店はあるので、しょう油やラーメン、白菜などの野菜ならば手に入る。

留守宅に残していくもの

日本に残る家族が、あなたに宛てて手紙を書いたり、電話したりできるように、滞在先の住所や国際電話のかけ方などは十分説明しておきたい。ちょっとした心遣いで、家族の心配も少しはおさまるものだ。

●連絡先 カナダでの滞在先の住所、および電話番号。カナダで引っ越しをした場合も、すぐに新しい連絡先を知らせよう。また、滞在先に連絡がつかないときのことを考えて、学校の住所、電話番号も残しておきたい。
●手紙の宛名の書き方 海外に手紙を書いたことのない家族のために、英文手紙の宛名の書き方を明記しておこう。封筒の左肩に差出人の名前、住所を書き、中央には受取人の氏名と住所を。右肩に切手を貼ればOKだ。
●日本からの電話のかけ方 寮やホームステイなど共同生活の場にかけるときは、電話の取り次ぎを英語で頼まなければならない。また、つい忘れてしまいがちだが、電話をかけるときは、必ず現地との時差をチェックしてもらおう。家族が英語での呼び出しに不安そうなら、KDDIから指名通話をかける方法を教えておこう。局番なしの0051 にかけて(日本全国共通)、オペレーターに相手先の電話番号と話したい人の名前を告げる。するとオペレーターが相手を電話口まで呼び出し、回線をつなげてくれるというシステムだ。ダイヤル直通よりも料金は若干高いが、日本語で用件がすむのがありがたい。それに、相手が不在なら通話料金もかからない。
●送金方法 日本、あるいはカナダで銀行口座を開いたら、その口座番号を家族に知らせて日本の銀行から送金してもらう。送金手続きのやり方は、語学学校に送金する場合と同じ。本サイトこちらを参照しよう。