学校生活スタート
滞在先に落ち着いて旅の疲れをとったら、いよいよ留学生活がスタートする。語学学校での第1日目はどんなふうに始まるのだろうか。学校生活に役立つ情報を紹介しよう。
学校初日は早めに家を出る
学校が始まる日は、時間に余裕をもって到着するようにしよう。ステイ先の家族に、学校への行き方と、通学にかかるおおよその時間を聞いておくといい。授業が始まる前に、新しく入校する学生のためにオリエンテーション(もちろん英語)が行われる。ここでは学校や授業についての説明のほか、クラス分けテストや授業料の支払いなども行われる。オリエンテーションには必ず参加するようにスケジュールを組もう。また、初日には入学許可証やパスポートをチェックされることもあるので、念のため持っていくこと。
クラス分けテストPlacement Test
どの学校でも、コースの開始前またはコースの初日にクラス分けのテストがある。テスト内容は文法知識や作文能力を問う筆記と、聞き取り能力をはかるリスニング、話す能力をはかるインタビューで構成されているのが一般的だ。日本人の場合、文法はできるが聞いたり話したりするのは苦手という傾向があり、実力以上のクラスに入れられてしまうことが多い。授業を受けてみて内容がさっぱりわからないということがあれば、クラスを替えてもらうよう申し出よう。簡単すぎると思ったときも同様に。
生活全般についての説明や注意
クラス分けテストに続き、学校生活全般についての細かい説明や注意がある。1日のスケジュールはどうなっているか、公共の交通手段の使い方、トラブルが起こったときはどこの誰に相談すればいいのか、学校主催の課外活動のスケジュールや申し込み方法について、安全な生活を送るために留意すべき点など、どれもが新生活を始めるために必要な情報だ。説明は英語で行われるのですべてを理解するのは難しいかもしれないが、よくわからなかったら必ず質問して、きちんと理解するよう心がけよう。
授業初日は早めに教室へ
通常、授業が始まるのは、オリエンテーションの翌日になる。朝、学校へ行くと、掲示板などにクラス分けテストの結果が張り出されているはず。指定された教室には早めに行って、いい席を取ろう。そしていよいよ授業開始だ。授業はもちろんすべて英語だが、先生は外国人に英語を教えるプロなので、わかりやすい英語でゆっくり話してくれる。
積極的に発言しよう
黙って授業を聞いていることは美徳でも何でもない。ちょっとくらいうるさい学生のほうが、授業に積極的に参加していると思われるくらいだ。一般に日本人は授業中に質問するのが苦手だし、自分の意見を積極的に表現することもうまくない。まして英語で話すとなると、ついつい言葉少なになる人が多い。日本人をはじめ、アジア系の学生は全体的におとなしい。それに比べて、中南米やヨーロッパから来ている学生は実に積極的に授業に参加する。彼らを見習って、授業中もどんどん発言してみよう。最初のひとことはものすごく緊張するだろうが、そのあとはだんだんリラックスしてしゃべれるようになるはずだ。
初級クラスは、まず基本から
授業内容は学校やコースの種類によっていろいろだが、一般英語コースの初級レベルでは、基本文法をしっかり押さえるとともに、テープやビデオなどを使ってさまざまな英語表現を学んでいく。グループやペアに分かれての日常会話のロールプレイやクイズ形式の授業などもあり、楽しく英語が勉強できるはずだ。
中級以上は、教材もバラエティー豊か
中級以上のレベルになると、新聞や雑誌の記事などをリーディングの教材に使ったり、TVニュースを見てクラスメイトとディスカッションをしたりと、授業内容もかなり豊かになってくる。授業中に自分たちの国の歴史や文化、風習、社会情勢などを紹介し合うことも多いので、カナダ以外の国の情報にも詳しくなれる。また、TOEFLやTOEICなど、検定試験準備の授業が始まるのも、たいてい中級レベル以上からだ。
上級レベルではアカデミック・スキルも
上級レベルになると、授業で扱う教材のテーマも、カナダの政治や経済、社会問題、文化、歴史など難しくなってくる。大学付属の英語コースでは、大学の学部授業を意識して、レポートを書いたり、大量の文章を読んだりという、いわゆるアカデミック・スキルの養成も行われる。
施設をうまく活用しよう
たいていの語学学校には、LL教室をはじめとしたさまざまな視聴覚機器が備えてある。パソコンを備え、学生が自由にインターネットを利用したり、Eメールを送ったりできる学校も少なくない。私立の語学学校の場合、スポーツ施設などはほとんどないが、課外活動の一環として、ボウリングやテニスなど、さまざまなスポーツを楽しむ機会を提供しているところは多い。こうした活動に参加すると、友だちの輪もさらに広がるだろう。




